勝井農場は「健康な土作りと健康な作物作り」にこだわり、玉ねぎ作りに励んでおります。ここでは勝井農場がある北見の自然環境、北見市の常川地域の土壌、勝井農場の土作り、勝井農場の玉ねぎについて紹介させていただきます。


■北見の自然環境

北見は日本一の日照時間を誇ります。北海道にしては夏は暑いものの、昼夜の温暖の差が激しく比較的冷涼な地域です。この自然環境は畑作に適しており、北見は全国有数の畑作地帯として名を馳せております。玉ねぎは本来高温を嫌う植物ですので、北見の冷涼な環境は玉ねぎ作りに適しています。このように北見の自然環境は、玉ねぎはもちろんのこと、野菜作りに非常に適しているのです。


■常川地域の土壌

北見市南西に位置する常川は、山を背景に常呂川が流れる自然豊かな地域です。そんな常川は昔ながらの農作地帯で、玉ねぎはもちろんのこと、稲作も盛んで、美味しい玉ねぎやお米の産地としても有名でした。これは常川の土壌の良さを表していると言えるでしょう。


■勝井農場の土作り

北見の自然環境と、常川の土壌の良さ。これは玉ねぎ作りに最適の条件なのではありますが、自然に任せっきりで美味しい玉ねぎができるわけではありません。玉ねぎが土中で育つ以上、その土壌が持つ力、すなわち地力が良い状態にあることが重要になってきます。私ども勝井農場は、地力を上げる作業に重点を置いた農作業を行っております。
地力を上げるために勝井農場では、化学肥料をなるべく使用せず、土に合った堆肥を作って使用するようにしています。この堆肥は、菜種かすや米糠などを使用し、常川の他の農家との共同作業によって作り上げています。つまり、常川の土壌に合った堆肥作りを心掛け、玉ねぎが安心して育つことの出来る土作りを行っているということです。


■勝井農場の玉ねぎ

北見の自然と、常川の土壌、さらには地力を上げるための堆肥の使用。この三条件を適合させて出来上がったのが、勝井農場の玉ねぎです。健康的な自然環境で育った玉ねぎですので、非常に長持ちし、辛みも程よい具合に仕上がっております。
販売用の品種としては、スーパー北もみじと北もみじ2000を用意しております。ともに晩生の長期貯蔵向きで実が硬く締まった品種です。味覚は若干辛めではありますが、どんな料理にでも合う玉ねぎです。辛さがありますので、サラダに使用する場合は水にさらすと辛みが抜けます。ただし、水にさらしすぎると味覚が抜けてしまいますので、サッとさらす程度でちょうど良い状態になるでしょう。